平素より車いすテニスの振興に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
標記東京 2020 パラリンピック競技大会におきまして、車いすテニス部門では 9 日間にわたり、ときに深夜にまでおよぶ熱い戦いが繰り広げられ、先日無事に全日程を終了いたしました。
自国開催ながらも残念ながら無観客での開催とはなりましたが、試合期間中には、SNS や画面を通して、日本全国よりたくさんの温かいご声援を賜りましたこと、誠にありがとうございました。皆様からの応援が確実に選手一人一人の力となり、支えとなり、最後まで戦い抜くことができました。改めまして御礼申し上げますとともに、車いすテニス日本代表選手団の大会結果をご報告申し上げます。
【金】(男子シングルス) 国枝 慎吾
【銀】(女子シングルス) 上地 結衣
【銅】(女子ダブルス) 上地 結衣・大谷 桃子ペア
(クアードダブルス) 菅野 浩二・諸石 光照ペア
男子シングルス
ベスト16:眞田 卓、三木 拓也
ベスト32:荒井 大輔
男子ダブルス
4位 :国枝 慎吾・眞田 卓ペア
ベスト16:三木 拓也・荒井 大輔ペア
女子シングル
ベスト8 :大谷 桃子
ベスト16:田中 愛美
ベスト32:高室 冴綺
女子ダブルス
ベスト8 :田中 愛美・高室 冴綺ペア
クアードシングルス
4位 :菅野 浩二
ベスト16:諸石 光照
クアードクラスでの初のメダル獲得をはじめ、本大会において全クラスメダル獲得を成し得たことは、すでに 3 年後に迫ったパリ 2024 パラリンピックへの大きな弾みとなります。
次世代を担う若手選手にとっても、先輩プレーヤーの活躍は大きな学びや刺激であり、また、本大会を機に車いすテニスを初めてじっくりと観戦してくださった方、あるいは、実際にやってみたいと感じてくださった方もいらっしゃるかと存じます。
弊会といたしましても、日本の車いすテニス界の普及や発展に、今後より一層の努力を重ねて参る所存です。引き続き皆様からの温かい応援を賜れますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。