次世代ターゲットスポーツの育成・強化委託事業採択決定のご報告

このたび弊協会が、独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下「JSC」)が推進する【次世代ターゲットスポーツの育成・強化】(以下「本事業」)におきまして、H28年度下半期本事業受託団体として採択されましたことを、ここにご報告いたします。
これは、「車いすテニス(女子)」が平成28年度本事業内において、パラリンピック競技種目ごとに東京2020大会においてメダル獲得可能性の高いアスリート群を抽出した当該アスリートを有する競技種目の中から、ターゲットスポーツ候補として選定されたことを受け、本事業に応募。企画提案書の作成提出および選定委員会でのプレゼンテーション、ヒアリングを経て、 先ごろ本決定の通知を受けたものです。

【本事業趣旨】

スポーツ基本計画(2012年、文部科学省)では、オリンピック競技大会において過去最多を超えるメダル数の獲得、過去最多を超える入賞者数の実現を政策目標として掲げており、夏季パラリンピック競技大会における直近大会以上の金メダル獲得ランキング到達を目標としています。
開催地が東京に決定した2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の成功には、日本選手団の活躍が不可欠であることから、本大会における政策目標の実現に寄与するため、当該年に活躍が期待される年代の競技者に対して重点的・計画的な発掘・育成・強化を行う指導体制を整備するものです。

【内容】

今回の採択を受け、弊協会は受託団体として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における金メダル獲得を目標とし、世界選手権大会等において世界第8位以上の入賞実績を有する「メダル・ポテンシャル・アスリート」(以下「MPA」)を輩出するとともに、2020年以降にも持続する育成・強化マネジメントシステムの確立に努めます。

【ターゲットアスリートの選出】

本事業企画提出にあたり、弊協会では下記3名をターゲットアスリートとして選出いたしました。

  • 上地 結衣 (兵庫県)
  • 田中 愛美 (埼玉県)
  • 大谷 桃子 (佐賀県)

4年後8年後を見据え、次世代を担うMPAとなるべく、「2016年度において23歳以下」からの選出となっております。
なお、ターゲットアスリートは随時見直しを行い、必要に応じて、変更または追加する可能性がありますことも合わせてお知らせいたします。

本事業につきましては、引き続き進捗状況等、皆様へ情報を発信させていただく所存です。
皆様のご理解ご協力、温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

一般社団法人日本車いすテニス協会 強化部