US OPENへの助成事業

＊「JWTA車いすテニス海外遠征再開ガイドライン」にて既出の通り、JWTAでは、車いすテニス競技の国内統括団体として、世界中で新型コロナウイルス感染拡大が継続している現況下、日本政府の渡航方針に準ずる形で、外務省海外安全ホームページ(注１)記載の感染症危険レベル４～２の国や地域への海外遠征は原則として認めない、という方針をとっております。
しかしながら同時に、テニス競技の特性上、ランキングポイントを獲得するため、トーナメントが再開される以上は、選手が個人の判断により海外遠征を行わざるを得ない現況も重々承知しており、新型コロナウイルスに係る感染防止対策が一定の水準以上、厳格に施されていると弊会が認めた大会に限り、特例として当該大会出場選手への助成を認めることといたしました。
　US OPENにおいては、行動範囲を厳格に制限し、大会会場とホテルを泡で囲む、いわゆるバブル構想があり、選手やスタッフはこのバブルから外れることは一切許されないほか、大会からの指定に従い複数回にわたるPCR検査実施も義務付けられている等、高水準の安全対策が取られていることを鑑み、助成対象大会といたします。
　ただし、助成対象大会と認めた場合においても、弊会が定める上記原則に則り、感染症危険レベルが1以下になるまでは弊会スタッフ派遣は不可となります。また、今後開催予定の他のITF大会につきましても、各大会での安全対策を個別に検証し、助成可否を都度判断してまいります。
　　　　(注1)外務省海外安全ホームページ　https://www.anzen.mofa.go.jp/